腰痛は不治の病ではない、日常生活で治せる

私は高校生の頃、テニス部に所属していました。そのころ腰痛を患い、しばらく通院する日々が続いていました。地元でヘルニアの手術で定評のある先生からは骨と骨の間のクッションが縮まってしまっていることが原因で痛みが出ているという説明を受け、このクッションを再生することは不可能だが改善することはできるとの説明を受けました。結局は治療ができないのかという不安な気持ちを抱きながらも、腹筋と背筋を鍛えることが必要だと教えて頂いたので、病院で指導を受けた通りのストレッチを毎日続けました。そこで多少ましにはなったので、これ以上は治らないのかと諦めて通院もやめてしまいました。それから間もなくテニス部も引退の時期になり、たまにくる腰痛も以前ほどは気にならなくなりました。ですが長時間歩き続けた時や重い荷物を運んだ時などにはやはり違和感がありました。私は腰痛を直すために始めたわけではなかったのですが、幼いころから姿勢があまりよくないことがコンプレックスでした。姿勢は努力で直せることだと思ったので、日常生活での意識を変えてみました。一日中パソコンの前に座っている事務職に就いていたので、椅子に座る際になるべく深く腰掛け、椅子に無理やり正しい姿勢をキープしてもらうようにしました。たったそれだけのことで周囲から褒められるようないい姿勢になりました。そして姿勢が直ったころ、気付けば腰痛も消えていました。